医療を考える会は、全国の医師・医学生・医療従事者を対象に
現代医療が直面する問題をもとに、よりよい医療とは何か学ぶ集まりです。
手術、薬物治療、人工呼吸器、胃ろう…次々開発される医療技術によって、助からない命も助かるようになりました。
しかし、延命によって新たな問題も生じてきています。
安楽死、尊厳死、近くはALS嘱託殺人など、命が助かったのはいいことなのに、素直に喜べない心は患者、医療者双方にあるのではないでしょうか。
助けた命、助かった命で何をするのか。
命の価値が曖昧であれば、医療の意味もわからなくなってしまいます。
さらに医療界を見渡せば、高齢化が進み、老老介護や行き場のない患者が増えています。
アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)患者本位の医療などが叫ばれていますが、既存の倫理で解決のできない問題も多くあります。
このグループは、全国の医師・医学生・医療従事者を対象とし、現代医療の問題点を語り合う集まります。
「学び」「成長」「対話」をコンセプトにイベントを開催しています。
ぜひお気軽にお問い合わせ、ご参加ください。
本藤 有智(もとふじ ゆうち)
北海道出身。医師歴10数年。
総合内科専門医、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、肝臓専門医。
専門は消化器がんの内視鏡的治療。
特に大腸内視鏡検査に力を入れて取り組んでいます。
趣味はエッセイ、SNSへの投稿など。