法律事務所代表の弁護士さんをお招きして講演いただきました。
弁護士の意義
弁護士の使命は何か(何を売るか)
と聞かれたら、
多くの弁護士は
「法的なアドバイスを提供する」
「勝訴判決を獲得する」
「基本的人権を擁護し、社会正義を実現する」
と答えるでしょう。

私(演者)も開業当初は、
正しい法的なアドバイスや勝訴が
弁護士の意義と思っていました。

しかし、依頼者の相談に応じるうち、
真に求められているのは
「安心」と「納得」
と思い至るようになりました。
たとえば、
「借金を解決しなければ破産してしまう」
と来られた人が真に求めているのは
「破産からの回避」ではなく「借金の不安の解消」です。
ならば、この場合、破産すれば借金は帳消しになりますから、
破産が最適な選択となります。

勝訴すればいいのか?
トラブルの解決手段として、必ずしも勝訴すればいいとも限りません。
法的トラブルは赤の他人との間よりも、
知人間で起きることが多く、訴訟後も人間関係が続きます。
裁判で明確に勝敗をつけるよりも、
互いに歩み寄り、和解を目指したほうが円満に解決することもあります。
法的なアドバイスや裁判は、あくまで「安心」「納得」を
もたらすための手段と心得るべきです。

依頼者に安心をもたらすには?
しかしトラブルに巻き込まれて、弁護士に相談にいくというのは、
一生に一度あるか、
依頼した弁護士の腕や仕事ぶりは一般の方にはなかなかわかりにくいものです。
少しでも安心、納得されるよう
・事務所内の整理整頓
・迅速な報告
・打ち合わせでの傾聴、共感
に特に心がけています。


意見交換、参加者の感想
意見交換では、
良い弁護士の見つけ方など
普段、聞けないお話をたくさんお聞きできて皆さん満足されていました。
●困ってるのは誰で何に困っているのか、そこに使命感と愛をもって安心と納得を提供する。根本的な働く意味を教えてもらいました。正義と偽善の押し付け合いにならぬように、自分の隣にいる夫から大切にします。いつも学びの場をありがとうございます。(看護師)
●法曹界と医療界少し似てるなと思うことがありまして、両者ともに従事する者の目指すものが時代とともに変わりつつあるかなと思いました。いつも楽しく為になる企画をありがとうございます。(医療機関のマネージャー)