昨年12月、ALS嘱託殺人の判決がでました。
日本では「安楽死」は法律で認められていませんが、世界では容認する国も増えてきています。
多死社会を迎える日本にとっては、遠そうで、身近な問題でもあります。
安楽死には、大きな声で賛成はできないけど、反対とも言い難い・・・という人が多いのではないでしょうか。
大切なのは、死をタブーにせずに、真摯に語り合える機会を作っていくことではないかと思います。
迫りくる未来への不安を語り合えない孤独の果てに起きた悲劇は、今も昔も後を絶ちません。
安楽死をテーマに、医療者・支援者として、一人の人間として、
死と向き合うとはどういうことか、考えるきっかけになれば幸いです。